日々思うことを徒然なるままに書き込みます。使用中のスマホXperiaネタも織り交ぜつつ…
冬の華という映画が好きで、HDDのデータを引っ張り出しては何度も見ています。
(※ネタバレのみです)

高倉健主演の任侠映画なのだが、舞台が横浜ということもあってロケ地も気になったりして。
山手教会とか元町商店街、伊勢佐木モールあたりが出てきます。
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ストーリーとしては単純なのだけれど、役者の演技がすごくてね。
ヤクザの凄んだ顔の迫力なんかはもちろんなんだけれど、
息子を思う親分、女子高生に惚れてしまった弟分、
親である組長を殺された長男坊の狂ったような表情、
裏切った身内を殺さねばならぬ健さんの切ない顔、
健さん達に囲まれた時「裏切ったことがバレて消されるんだな」と気付き、
その瞬間の「驚きと恐怖」の顔から「諦め」の表情に変わる様など…

70年代の映画ですから、今やそうそうたるメンツが若々しくw
この人たちはこんな若い時分から、こんなスゴイ演技を見せてたんだなあと。

北大路欣也、田中邦衛、三浦洋一(亡くなっていたとは…)夏八木勲、寺田農、
小林稔侍(まだぺーぺー)、岡田真澄、福本清三(名斬られ役)、大滝秀治(もうオッサンw)
倍賞美津子(みずみずしいw)峰岸徹(も亡くなっていた)小池朝雄

三浦洋一はサングラスがよく似合ってカッコイイのなんのって。
寺田のおっさんが30前後かな、渋かったねえ。
印象的だったのが小林稔侍。
台詞はほとんどないんだけれど、睨み付ける眼光が鋭すぎて、ゾクゾクする。

小池朝雄が裏切者で、最後に殺されるんだけれど、そのシーンが印象的…。
「こうするしか仕方がないと思ったんだ…何とか見逃しちゃあくれないか、
俺とは長い付き合いじゃないか…。ガキが居るんだ」
この台詞はオープニングで、15年前に別の裏切り者が言った台詞、そのまんまなのだ。


昔はよくあった、ほぼ一曲であらゆるシーンをカバーしてしまう映画。
クロードチアリの泣いているようなギターが静かにフェードインしてくる。
この曲を聴いているだけで、悲しい健さんの任侠道がすべて理解できてしまうような気さえしてくる。



オープニングで健さんが裏切り者を殺し、刑務所で15年過ごす。
出てきて、すぐに内部外部抗争で、また裏切り者を殺す。
足を洗おうと考えていた矢先に…
アルパチーノの「カリートの道」を思い出した。
一度染まると、極道の道からは抜け出せない…最後は哀れな死が待つだけ。



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【2012/12/19 01:38】 | 未分類
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